ここでは3体質それぞれの、合う食べ物についてご紹介致します。
基本的な傾向ですが、
ヴァータ体質者は消化力が弱い、冷えやすい、刺激に弱い、というのが特徴なので、これら弱点に当てはまらないものが合う食べ物となります。
ヴァータ体質者はやせているので栄養価が高いものを推奨されます。「食べても太らない」というのがヴァータ体質の特徴です。ただし消化力が弱いため、消化しにくいものを食べたり、食べ過ぎたりするとすぐにお腹を壊してしまうので、注意が必要です。
ピッタ体質者は炎症になりやすい、油分が多い、活動的になりすぎる、という特徴があるので、これら弱点に当てはまらないものが合う食べ物になります。
基本的に冷やす傾向にある食べ物が推奨されます。
カファ体質者は太りやすい、水分が停滞しやすい、冷えやすい、という特徴があるので、これら弱点に当てはまらないものが合う食べ物になります。
基本的に軽くて温かいものが推奨されるので、とてもヘルシーメニューになります。
穀類:精白されていない全粒粉(栄養豊富でやや重い)
白米(消化しやすい,粘稠性)
肉・魚・卵:滋養に富む。ただし消化力が高いときでないと
アーマ(消化不良により発生する病理産物)が発生する。
乳製品:滋養に富む。スパイスと共に取ると消化を助けるためなお良い。
ただし冷やす性質があり,消化に負担がかかるので飲み過ぎに注意。温めて飲むべき。
木の実・種:温性があり栄養豊富。
オイル:重性,油性,温性。皮膚からの吸収が最適。
果物:水分と糖分豊富。ただし軽い性質なので食べ過ぎ厳禁。ドライフルーツは合わない。
スパイス:消化力を助ける。
甘味料:滋養に富む。ただし精白糖はトリドーシャ全てを乱す。
飲み物:水分補給が必要。栄養分の含む飲料も合う(牛乳,フルーツジュースなど)
穀類:精白されていない全粒粉
(熱が発生しない,エネルギー効率が良い)
インディカ米,バスマティ米(細長い米,熱性軽減)
乳製品:牛乳(冷やす性質,栄養価が高い)
野菜・海藻類:冷やす性質
豆類:ピッタの消化力に合っている。栄養価が高い。
※ただし栄養価が高いものは激性を増すため,取りすぎに注意。
果物:水分と甘味が多く熱を鎮める。
甘味料:冷やす性質,感情を鎮める性質(自然由来のもの)
飲み物:冷えたものを好む傾向にあるが,せめて常温に留めるべき。
アルファルファ,タンポポなど渋みのあるお茶,牛乳,青汁(冷やす性質が強い)
穀物:精白されていない全粒粉×温野菜
(全粒粉の重さを温野菜の軽い性質で調整)
野菜・海藻類:軽い性質
豆類:乾燥性
スパイス:軽性,温性,乾燥性